年始のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

今年は政治的に激動の年になります。海外では、米国、ロシア、フランスなどで大統領選挙があります。前回の大統領選挙ではオバマ大統領が歴史的な勝利を遂げましたが、そのときの変革の熱は冷め、再選までの道は厳しくなってきています。共和党予備選はロムニー候補が安定した戦いを続けていますが、最終的に候補者が決まるまでまだ時間がかかりそうです。ロシアではプーチン首相が最有力候補ですが、昨年の下院選挙で与党陣営では厳しい結果が出ました。フランス大統領選挙は欧州経済危機の動向によって結果が変わってくるかもしれません。東アジアに目を向けると、中国、台湾、韓国、北朝鮮でも政治的に大きな転換期を迎えます。また、中東ではアラブの春以降の新しい統治システムの確立、南欧諸国では財政危機の早急な解決が求めれらます。

日本国内では、自民党と民主党で党首選が予定されています。しかし、政治情勢によっては解散総選挙の可能性も出てきます。民主党のこれまでの動向を考えれば、自ら積極的に解散総選挙をする可能性は低いかもしれません。しかし、消費税増税や予算編成で野田政権が行き詰まった時、解散総選挙か総辞職の可能性は高くなります。

こうした激動の時代には、政治のリーダーシップが必要です。日本では政治のリーダーシップに問題があると言われていますが、リーダーシップは地位ではなく、行動で示すものなので、できることからやっていくしかないと考えています。

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民主党から若手議員が離党

今日、民主党に離党届を提出した国会議員が国会内で記者会見を行い、年明けに新党を立ち上げる構想を発表しました。彼らが主張していることは、現在の民主党政権がTPP参加交渉や消費税増税などでマニフェストを反故にしているので、これ以上ついていけないということです。

経済情勢の変化もあるので、ときと場合によっては政策を修正しなければならないときもあります。しかし、問題なのは、政党としての根幹に関わる政策を修正する事態が発生してしまったことです。

民主党野田政権は解散総選挙で有権者の意思をきく必要がありますし、離党した方たちは2009年民主党マニフェストにこだわるのであれば、政策を実現する方法を明示して選挙を戦うことが求められます。

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消費税をめぐる民主党内の対立

消費税増税をめぐって民主党内で対立が続いています。民主党執行部は年内に方向性をまとめたい考えを示していますが、民主党の若手議員の一部はマニフェスト違反になるととして、民主党から離党して新党を結成する動きもみせています。

2009年衆議院選挙の段階では、民主党は下記のように予算の全面的な組み替えを主張し、消費税増税について明言はしていませんでした。

民主党マニフェスト2009
「民主党は、「国民の生活が第一。」と考えます。その新しい優先順位に基づいて、すべての予算を組み替え、子育て・教育、年金・医療、地域主権、雇用・経済に、税金を集中的に使います。」

しかし、民主党政権は、予算の組み替えや公務員制度改革などによる財源の確保は進めることができず、ほとんどの公約は撤回に追い込まれ、党内でも対立が続くようになりました。

民主党の場合、明言したことを後から撤回する議員が多いので、新党ができるかどうかは年末までの動向を見守る必要がありますが、実際に新党ができた場合、野田政権を支える基盤はより一層弱くなります。

小泉政権の時は、小泉総理が明確な政策目標を掲げ、国民もそれを支持したので、郵政民営化を進めることができましたが、野田総理にそれができるか現時点では疑問です。

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消費税増税

日曜日の午前中はNHKや民放で政治系の討論番組が放映され、その中での発言がニュースサイトや新聞などで記事になることが多いです。

今日、注目したいのは、安住財務相と前原政調会長がそろって、消費税増税について言及したことです。たしかに、新報道2001などの世論調査の結果をみても、有権者の半数近くは消費税の10%引き上げについて必要性を認めています。

しかし、消費税増税は経済活動に大きく影響し、仮に10%に引き上げたとしても、財政再建のための税収不足を完全に補えるわけではありません。野田内閣は消費税増税の法案が成立した後の解散総選挙を主張していますが、日本の今後の経済運営をどのように進めていくのか有権者に判断をあおぐ機会をつくるためにも、法制化の前の解散総選挙が望ましいです。

消費増税、2015年から10%というのはコンセンサス=財務相(ロイター)

前原氏 消費税率は10%超必要(NHK)

政府は、消費税率について、2010年代半ばまでに10%に引き上げる方向で議論を進めています。あなたは消費税率引き上げについて、どう考えますか。10%までならよい 48.0%(フジテレビ新報道2001)

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英国首相官邸のクリスマスツリー

Downing Street Christmas tree

英国首相官邸のクリスマスツリーの設置風景を早回しで収録した映像です。英国首相官邸は住所にちなんで、通称、ダウニングストリート10番街と呼ばれています。

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